ワールド・スタディーズ

視野を広げて世界を学ぶ

October 17, 2014

メディア、貧困、人権、平和、外交、自分といったテーマについて、グループワークやプレゼンテーション、ディスカッション、ドキュメンタリー視聴を通して学ぶワールド・スタディーズ。
毎週火曜日と金曜日の3~4時間目に12年生(高3)の生徒が受講しています。

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この日は、“人権”と“地雷問題”をテーマに授業が行われました。
この授業には、日本語で進める地歴公民科のクラスと、英語で進める英語科のクラスがあります。

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日本語のクラスでは、グループをつくり、人権に関するさまざまなテーマについて、賛成か?反対か?その判断が難しいのか?という視点で話し合い、意見をまとめて発表し、全体で意見交換をしました。

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「これは差別ではないのか?」「本人が行使するかどうかを選択するのだから、これは権利だよね」など、みんなが率直に意見を伝え合い、同感したり捉え方の違いを見つけたりしながら、活発な話し合いが行われました。

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英語科の授業では、発展途上国の少女の暮らしを追った海外のドキュメンタリー映像を視聴。みんな内容を聞き漏らさないようにしっかりと集中していました。

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見終えたあとは3人ずつに分かれて、思い思いに感想を書き、それについてお互いの意見を伝え合いました。

4時間目は、次週のグローバルキャリア講座の予備知識として、地雷について合同で学びます。

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地雷被害の現場を取材したドキュメンタリー映像と、実際に地雷処理までできるという英語科のセス先生による詳しい講義で、地雷とはどんな兵器なのか、それが戦争や紛争後の国々でどんな影響を及ぼしているのかを知りました。
さまざまなテーマで視野を広げていく経験を、生徒たちは心から楽しんでいました。