たまがわ会議

つながりから見出す自己の成長

July 18, 2015

“世界を知る”をテーマにした今年のたまがわ会議最終日。アイビーリーグの大学生が運営する団体“GAKKO”によるワークショップ、「GAKKO Meets TAMAGAWA」が開催されました。

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たまがわ会議のお揃いのTシャツで集まった生徒たちは、まずラウンドスクエア実行委員の声掛けで、自己紹介や“人間知恵の輪”でウォーミングアップ。
すっかり温まった場にGAKKOメンバーが登場し、一気に国際的になった会場は高揚感でいっぱいになりました。GAKKOメンバーの掛け声に合せて体を動かすアイスブレイクは大いに盛り上がり、全員がすぐに打ち解けました。

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グループに分かれて挨拶を交わしたあとは、英語でコミュニケーションをしながらのアクティビティがスタート。グループごとに配られたセロハンテープ、はさみ、ひも、スパゲティ、マシュマロを使って、「できるだけ高くマシュマロを乗せて保持する」というミッションに取り組みました。

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メンバー同士の話し合い、試行錯誤しながら高い塔をつくること、結果の測定、最後の発表まで、終始笑いが絶えることはありませんでした。一緒に考え、作業しながらすっかり仲間になったグループの振り返りは、とても盛り上がりました。

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ランチの時間は、実行委員会が手配したピザや寿司を全員で囲み、お互いのことや海外の大学の様子などを話し、交流を深めました。

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午後は、アトリウムに移動してさらにさまざまなアクティビティを実施。どれも身体や簡単なことばを使ってコミュニケーションするもので、活動が進むごとに自然な表現や表情が増えていきました。話し合いや振り返りの時間もたっぷり取り、生徒たちは思っていることを何度も伝え合いました。

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「日本にいるときは自分の思うことを表現する練習の場がありませんでした。海外では想いを伝える場面が多くあり、自己表現の力をつけることが大切だと実感していました。だから、今回は自分の想いを伝える練習をたくさんできるようにしました」。
今日のまとめとして、日本から海外の大学に進学したGAKKOのメンバーが、自身の経験をもとに、後輩たちの役に立てるように準備した今回のプログラムの目的を伝えました。

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最後のアクティビティはグループごとの集合写真の撮影。いくつもの構図、ポーズ、表情で、グループらしさを表現し、メッセージや連絡先を交換したりしながら最後の時間を過ごしました。

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3日間の全てのプログラムを終えた後は、ラウンドスクエア実行委員会を中心にたまがわ会議全体の活動を振り返りました。
「多くの人と仲を深めてつながりができ、企画して本当によかったと思います」「みんなで団結できたことが嬉しかった。全員でつくり上げたたまがわ会議でした」。

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他校からの参加となった法政大学女子高校の生徒は、「玉川のみんながフレンドリーで活動しやすくてよかった。多くのことを学べました」と感想を伝えました。

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約7ヶ月間、生徒たちが主体となって準備をしてきた今年のたまがわ会議。これまでの2回の実績をもとに新しい試みも実現し、次年度への着実な一歩を記しました。

参加した生徒たちは、英語でコミュニケーションする語学力、自分の考えをまとめて表現する力、自分自身を知って理解する力など、成長のためのたくさんのきっかけを得ることができました。
そして、学校以外のさまざまな人との出会いや触れ合いから、何にも代えがたい大切な“つながり”を見出していました。