イベント

培った力で伝える、学びの成果

September 17, 2016

9月17、18日の2日間にわたり、玉川学園9-12年生の活動の集大成、「ペガサス祭」が開催されました。
“仲間が集って一生に一度のペガサス祭を創り上げる”という意味を込めた今年のテーマ、「一伍一会」。このテーマのもとに、クラス、委員会、クラブ、自由研究の活動を紹介していきます。

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たくさんの訪問客でにぎわう中、スーパーグローバルハイスクール(SGH)も、さまざまな学習成果を発信しました。

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展示会場では、「ヨーロピアン・スタディーズ」「アフリカン・スタディーズ」「グローバル・スタディーズ」「ラウンドスクエア」「模擬国連」「グローバルキャリア講座」、それぞれのコーナーを設けて活動を紹介。

ヨーロッパを訪問して実地で学ぶ「ヨーロピアン・スタディーズ」では、「ドイツと日本の環境比較」「難民政策のEUと日本の比較」といった研究課題を英語と日本語で展示。
史跡訪問やガイドのレクチャー、学生たちとの交流の様子など、現地での写真も紹介しながら体験を伝えました。

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「アフリカン・スタディーズ」のコーナーでは、アフリカの旅の報告を展示。美しい自然に触れた喜びや、村の現実に直面した複雑な気持ちが、瑞々しく綴られました。

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「ラウンドスクエア」「模擬国連」「グローバルキャリア講座」といった、玉川学園SGHの特長的な取り組みも報告され、学びの多彩さも目を引きます。

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会場の中心に展示されたのは、世界の諸問題について研究する「グローバル・スタディーズ」。
“地球と対話する”をコンセプトに、生徒たちが広く世界を見渡して感じた疑問の数々が集められています。

“Letter to the World”と題したパネルに、「なぜテロはなくならないの?」「地球温暖化を解決することで地球の寿命は延ばせるのか?」といった声が並んでいました。

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SGHでは、生徒はこのような疑問からスタートし、答えを探しながら学んでいます。
この期間は「一伍一会」のテーマにちなんだ訪問客の疑問もポストで収集。それらは、新たなSGHのテーマの参考として、生徒たちの次年度の学びにつながっていきます。

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教室には、「質問があったら気軽に聞いてください!」と、訪れた人たちに積極的に声をかける生徒の姿も。
スタッフとして展示内容について丁寧に説明し、調べたこと・感じたことを自分のことばでしっかり伝えていました。

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学年を越えて知識と体験を共有し、受け継がれながら進化を続けるSGHの取り組み。
これまでに培った力が、ペガサス祭の場でものびのびと発揮されていました。