たまがわ会議

GAKKO Meets TAMAGAWA

July 19, 2014

実行委員の生徒が主体的に運営する「ラウンドスクエアたまがわ会議」。
この日はワークショプ形式の「GAKKO Meets TAMAGAWA」が開催されました。「GAKKO」は世界各国の大学生が運営し、“学びの姿勢を問う”活動をする組織で、アイビー・リーグの学生も多く参加しています。

reportimg_tic_02_11

reportimg_tic_02_12

この日のテーマは「Question Learning」。
集まった参加者約50名とGAKKOのメンバー15名は、ワークショップ開始前から打ち解けた雰囲気で英語での会話を楽しみ、会場は笑顔とわくわくとした高揚感に満ちていました。

reportimg_tic_02_05

まずはアイスブレイクからスタート。6つのグループに分かれてのボディワークに続いて、手元に配られた写真について英語とジェスチャーで仲間に伝えるゲームをしました。
すべてのコミュニケーションは英語で行われ、自由で活発なやりとりが生まれていました。

reportimg_tic_02_04

すっかり場が暖まったところで、「卵を落下の衝撃から守るものの開発」というミッションが発表されました。
制限時間は60分。各グループに、緩衝材になるような紙やストロー、表現するためのペンや折り紙などさまざまな材料が渡されます。グループ内で“広報部”と“開発部”の二手に分かれ、アイディアを出し合ってワークを進めました。

reportimg_tic_02_06

プレゼンテーションはアトリウムのステージで行われました。広報チームのユニークな発表が続き、拍手と笑顔で盛り上がる会場。いよいよ開発した“卵を落下の衝撃から守るもの”の実験です。
6グループそれぞれの実験結果に歓声と拍手が起き、参加者全員が一体になってとても盛り上がりました。

reportimg_tic_02_07

最後に、自分にとってどのような学びになったのかを各自振り返り、全員で記念撮影をしてワークショップが終了しました。

reportimg_tic_02_01

reportimg_tic_02_08

玉川学園の卒業生であり、在学中にラウンドスクエア実行委員長を務めた五十嵐淳哉さんは、現在「GAKKO」の運営メンバーの一人です。先輩として、前年の活動をより大きく発展させた今回の「GAKKO Meets TAMAGAWA」の開催を心から喜び、後輩たちの成長に感心していました。

reportimg_tic_02_14

今年の実行委員長の小林大晟さんは、「五十嵐さんは小学校の時から一緒でずっと目標にしていた先輩で、こういう学びの機会がもてた縁に感謝しています。前年を越えてよりよいたまがわ会議にしていきたいという想いが実りました」。

reportimg_tic_02_13

同じく実行委員で、ラウンドスクエアの活動3年目の長尾咲希さんは、「この活動で体験したことが積み重なって、いつのまにかいろんなことができるようになった自分を発見しました。そして来年はこうしようというアイディアがもうたくさんあります!」と笑顔で語りました。

ラウンドスクエアたまがわ国際会議は、感性、表現力、語学力を思う存分発揮できる機会です。
そのベースには、先輩から後輩に受け継がれてきた想いや、“よりよい学び”を目指す、生徒自身の情熱があります。みんなでつくりあげるこの取り組みは、これからも発展を続けていきます。