ELFにもとづく英語コミュニケーション

コミュニケーションの力を磨く

September 30, 2014

玉川学園の英語科では、“EFL(English as a Foreign Language=英語を母語としない人への英語教育)プログラム”の取り組みをさらに発展させた、“リンガ・フランカ(Lingua Franca=共通の母語を持たない人同士のコミュニケーションに使われる言語)”の考えのもとに、本当に英語を使いこなすための授業をしています。

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毎週火曜日の3時間目に行われる英語の授業では、メインの英語基礎力の向上、受験や検定試験での成果を目標にした学習とともに、それらの学びをより実践的な力にするための“アウトプット”を大切にしています。

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この日の、10年生(高校1年生)PLコースの授業では、生徒たちが自分の伝えるものの写真や実物を手に、ひとりひとりが英語でプレゼンテーション。これは授業で使っている教科書の設問の答えを、英作文だけでなく、実際に自分のことばで伝えるトレーニングとして実施しています。

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担当のデニス先生の授業は全て英語。まだすこし慣れない様子の生徒も、デニス先生の明るくテンポのいい英語と親しみやすい雰囲気にリラックスして、教室には笑顔があふれていました。

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教科書の学習によるインプットとともに、こうしたアウトプットを年間の授業の中で何度も繰り返し、知識だけではない、コミュニケーションの手段として世界で通用する実力を磨いていきます。

通常の授業でも音読を大切にしていて、“生きたことば”を発することで、英語が自分のものになり、学力としても向上し、やがて本当に使いこなすことのできる言語になります。

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生徒たちはみんな、「英語」という新たな言語を得た先にある大きな可能性に向かって、生き生きと学んでいました。